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2022.04.24
40代・ポストコンサルの転職活動
忙しいコンサルティングファームは多く、40代になると体力的につらいと思われる方も多いようです。
体力面だけではなく、いわゆる昇進競争にも嫌気がさしてきて、転職をお考えの方もいらっしゃるでしょう。
40代のポストコンサルが転職を考えた場合、どのような転職先があるのでしょうか。
この記事では、40代のポストコンサルの転職活動について解説します。
INDEX
まず最初に、本文中で多々登場する「ポストコンサル」とは何か解説します。
ポストコンサル(ポストコンサルタント)とは、コンサルティングファームやシンクタンクのコンサルティング部門の出身者をさします。
ポストコンサルの転職市場での評価は非常に高く、業界内外のハイポジションへの転職も目指せるでしょう。
転職先もコンサル業界や事業会社、ファンドなど多岐にわたります。
コンサルティングファームにも戦略系や総合系、IT系などさまざまな領域があります。各分野で得られるスキルセットや経験もさまざまです。
40代のポストコンサルは、自分の能力やスキルを認識して、ネクストキャリアを築くことが大切です。
ポストコンサルの評価が高い理由には、高い問題解決力や高度なパソコンスキル、リーダーシップがあげられます。
それぞれについて、解説します。
ポストコンサルは、高い問題解決力を備えているとされます。
日頃の業務で培われた高い問題解決力は、さまざまな業界で生かせる汎用性が高い能力です。
問題解決力は、過去にさまざまな業界で経営上のプロジェクトに取り組んだ経験から醸成された能力です。
40代のポストコンサルともなれば、多くのプロジェクト経験から、高い問題解決力を身につけられていることでしょう。
これはコンサルファームに限らず、多くの企業が求める能力です。
ポストコンサルは、ワードやエクセル、パワーポイントなどのソフトを頻繁に扱うため、十分なパソコンスキルを身に付けている方が多いです。
ITコンサルとして働いていた方は基礎的なITスキルだけでなく、企業のDXに関わる知見や、プログラミング等の知見も持ち合わせていることでしょう。
コンサル以外の職務経験を持つ40代の方と比べると、これは強いアドバンテージとなりえます。
コンサルタントの仕事はステークホルダーを巻き込んでプロジェクトを推進することであり、ポストコンサルは高いリーダーシップを備えています。
クライアント企業と一緒にプロジェクトを成功に導くためには、高いリーダーシップが求められます。
プロジェクトの成功には、クライアント以外のステークホルダーも巻き込む必要があります。
実際にポストコンサルが40代で転職する背景には、体力面や人間関係などに関連した理由が多いようです。
ここでは、40代でポストコンサル転職をする理由について解説します。
40代になり、体力的にコンサルティングファームで働くことがきつくなり、転職を考える方がいます。
コンサル業界は、
であり、ワークライフバランスがとりにくくなることもよくあります。
労働集約ビジネスの場合、人間が手や頭を動かして働かないと成果に結びつきません。
コンサルはサービス業であるため、クライアント優先の働き方になりプライベートを犠牲にすることもあるでしょう。
提供するサービスは無形であるため、成果や質を求めると業務が無限に増えていきます。
コンサルタントの業務には体力的にきつい側面も多いため、40代で限界を感じて転職を希望することがあります。
同期や、自分より年齢が低い後輩がどんどんと昇進して、居づらくなってしまう場合もよくあります。
頑張っているにもかかわらず、昇進ができない場合は、不満もたまるでしょう。
人間関係や昇進できないことへの不満により会社に居づらくなり、転職を考えられる方も多いです。
40代コンサルタントは、能力が高いためスムーズに転職できそうですが、うまくいかない場合もあるようです。
ここでは、40代のポストコンサルが転職で苦労することについて、解説します。
40代のポストコンサルタントの場合、業界内で知名度がないと転職の選択肢が限られ、他の事業会社への転職が難しい場合もあるようです。
結果的に、ファンドの出資先やスタートアップクライアントの経営幹部や、他のコンサルティングファームにしか転職先がない、という状況に陥ります。
コンサルティング業界は全体的に給与水準が高いため、他業界の事業会社に転職すると年収が下がる可能性があります。
特に体力面を考慮してワークライフバランスを整えたいといった場合は、給与が下がることを覚悟する必要があるでしょう。
ここでは、40代のポストコンサル転職のメリットを解説します。
体力面で限界を感じてきた40代で、前職とは風土や仕事が異なる組織・ポジションに転職をすると、働きやすくなることがあります。
コンサルティングファームでも、最近はすべての人が昇進を目指さない風土や、健康経営を掲げるていることも多いです。
激務を強いられるファームばかりではないため、ライフステージに応じて自分に合った職場に転職することで、働き方を改善できます。
一般的にポストコンサルが事業会社に転職する場合は、年収が減少するといわれています。
しかし、外資系事業会社等だとある程度の年収を維持できるばかりか、年収アップの可能性もあるのです。
外資系企業全体の平均年収は800万円と言われています。
国税庁が行った令和2年の民間給与実態統計調査によると、日本の平均給与は433万円です。
外資系企業だと日本の平均給与の倍であるため、全体的には好待遇であるといえるでしょう。
外資系企業は実力主義が多く、ポストコンサルが働きやすい風土で、ポストコンサルを求める企業も多いです。
40代のポストコンサルにおすすめの転職先をいくつかご紹介します。
ファイナンシャルアドバイザリーは、M&Aを取りまとめる専門家です。
会計の知識が豊富で、M&A関連でのコンサルタント経験がある方におすすめです。
日本国内では、昨今M&Aが活発化してきており、今後の需要増加も期待できます。
CEOやCFOなどのCxOとして企業に転職できれば、事業運営の中核を担うことができます。
なかでも、スタートアップやベンチャー企業のCxOであれば、比較的に転職しやすいでしょう。
これまでのコンサるタントとしての経験を生かして、自分で事業運営に携わりたい場合におすすめです。
企業が成長すると、収入も増えて待遇も良くなる可能性があります。
ブティック系コンサルティングファームとは、専門領域に特化した小規模ファームのことです。
前職で培った経験をもとに、何かしらの得意分野を持っていれば、それを生かして引き続きコンサルティングファームで働くのもおすすめです。
40代であれば若手の育成に携わる機会もあり、やりがいを感じられるでしょう。
ポストコンサルが転職を考える場合、まずはエージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントを利用すると、非公開求人情報だけでなく、企業内部や風土、働き方に関する詳しい情報も得られます。
特に、働きながらの転職活動は多忙になりがちです。
エージェントを利用することで、面接の日程調整や待遇の交渉をまかせることができ、効率よく転職活動をすすめることができます。
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