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2022.05.03
新規事業開発に必要なスキル
新規事業開発は、企業の継続的な成長に欠かせない存在です。
企業の重要な位置付けにある役職ですが、その分、仕事の難易度が高くなっています。
この記事では、新規事業開発に必要なスキルを中心に、仕事内容、新規事業開発に向いている人の特徴などを解説します。
INDEX
新規事業開発とは、企業の成長と発展のきっかけを作る仕事です。
プロジェクトを進めるための骨組みを作っていきます。
役割としては事業の向上が主で、新規事業開発は企業の成長と発展に欠かせない役割を持っています。
ほかにも事業拡大や新規顧客層の開拓、完全新規のアイデア実現を企画運営するなどさまざまな仕事があります。
新規事業開発として働くには、どのようなスキルが必要になるのでしょうか。
ここでは、新規事業開発に必要なスキルのうち5つを抜粋して紹介します。
新規事業を生み出すために、さまざまなデータを収集し分析するスキルは不可欠です。
データや事例を参考に、アイデアを抽出するスキルが求められます。
収集した情報をわかりやすく共有することも重要なスキルとなります。
新企画を実現させるためには、周囲(上層部)を説得しなければならなりません。
そのため、説得力のある資料を作成し、企画の必要性を訴える能力は新規事業開発担当者に必須です。
説明する相手によって言葉の使い方を変えたり、資料の作り方を変えたりする適応能力も重要となります。
新規事業開発は、さまざまな人たちと協力して行う仕事です。
相手を動かすコミュニケーションスキルや、企画に人員を巻き込むプレゼンテーションスキルが必要です。
新規事業の内容や方向性を具体的に言語化する企画力も必要です。
事業を成功させるためのプロセスをわかりやすく解説し、中長期的な計画を立てるスキルも含まれます。
新規事業開発として働くには、新規事業のアイデアを自分の中で完結させず、共有するスキルも必要なのです。
新規事業を運営していくためにはリーダーシップスキルも大切な要素です。
周囲の人材をまとめ、うまく活用できるマネジメントスキルが求められるでしょう。
新規事業開発担当者として働く上で、大事な考え方があります。
今回は4つの考え方をご紹介します。
新規事業開発担当者として働く上で、最も重要な考え方は具体性のあるビジョンを持って仕事に臨むことです。
「何のために行うのか」「どんな結果が求められるのか」「今優先すべきことは何か」といった点を具体的に理解しながら言語化し、相手に伝えます。
顧客やチームに大きな影響を与える職種だからこそ、明確なビジョンを持つことは大切です。
毎日コツコツと地道に事業を進めていける慎重さも重要です。
新規事業開発においては、失敗やトラブルがつきもの。
些細な失敗やトラブルでは止まらず、少しずつ進んでいける強い意志を持つことが大切です。
新規事業開発は、結果が出るまで時間がかかる仕事です。
事業を黒字化するまでに数か月~数年かかることもあるでしょう。
長期間仕事のモチベーションをキープするマインドが重要になります。
新規事業開発に使われる手法はいくつかありますが、特に、以下2つの手法は覚えておいて損はありません。
リーン・スタートアップは、アメリカの起業家エリック・リースが2008年に提唱した手法で、新規事業立ち上げの際によく使われる手法です。
短い期間でヒアリング、分析、修正を繰り返して事業を進め、製品やサービスを作り上げていきます。
細かくフィードバックすることで、求める完成形により近づけられるという魅力があります。
オープンイノベーションは、2003年にヘンリー・チェスブロー氏が提唱した考え方です。
事業を行う際に、外部の企業や取り寄せられるすべてのリソースを注ぎ込み、自社にはない知識、技術を積極的に取り入れてアイデアの可能性を広げます。
多くの人が関わることで、より質の高いアウトプットを生み出せる可能性があります。
新規事業開発にはどのような人が向いているのでしょうか。
ここでは、向いている人の2つの特徴を紹介します。
新規事業開発は長期的な業務となるため、精神的なタフさが必要です。
途中で問題が起きたとしても、めげずに現実を直視する能力が求められます。
フットワークが軽いことも、新規事業開発に向いている人の特徴です。
思いつきや計画をすぐに実践したり、アクション後にすぐ内容を振り返り、次に活かすことができる行動力が必要不可欠になります。
新規事業開発の仕事に関心があり、転職を考えた場合、どのような対策を講じればいいのでしょうか。
ここまで解説してきたように、新規事業開発では精神的面の強さや書類作成力、熱意があることなど、総合的な人間力が必要となります。
上記で紹介した中で、自分に足りない要素があるなら分析し、転職に向けて身につける努力をしてみましょう。
新規事業開発への転職難易度は高めです。
「内定が全然でない」ということも大いにあるため、新規事業開発担当者を募集している企業の情報は念入りに収集することをおすすめします。
その際に調査したことは、新規事業開発の業務で必要な「情報収集力」や「分析力」の鍛錬にもなるため、無駄にはなりません。
新規事業開発への転職を目指すなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントを利用することで、新規事業開発への転職のコツを教えてくれたり、非公開求人を提示してくれたりとメリットがあります。
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