2022.05.08
事業開発のキャリアパス

事業開発とは、企業において新たな展開となる事業を立ち上げ、成功に導く仕事です。

求められるスキルは多種多様ですが、未経験者でも事業開発への転職は可能です。

事業開発経験後は、経営陣や経営コンサルなどへの道も拓ける場合があります。

この記事では、事業開発の経験前・後のキャリアパスを中心に解説します。

仕事内容や平均年収なども解説していますので、事業開発の仕事に関心がある方、あるいは事業開発からの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

事業開発の仕事内容

「事業開発」とは、事業未満のものを事業のレベルにまで引き上げる仕事です。

企業において新たな展開となる事業をゼロから立ち上げ軌道に乗せていくことで、企業の成長や価値を向上させる役割を担います。

事業開発は企業によって捉え方が異なります。

ベンチャー企業では、起業そのものが事業開発となることが多いです。

大企業などでは、新規事業の創出や海外への進出、既存事業の拡充、業務提携・資本提携・M&Aなどを事業開発とするところもあります。

近年はあらゆる市場でコモデティ化や競争激化が進み、ビジネス環境は一層シビアな状況に陥っています。

グローバル化も進む中で生き残るために、新たなビジネスモデルの展開や、他社との業務提携などを迫られる企業が増えています。

このような状況下で、事業開発を専門的に担当する職種を設置することへのニーズが高まりました。

事業開発の具体的な仕事は、事業計画の策定やKPI・目標の設定、経営陣やステークホルダーとの協議、社内各部署との交渉や調整、事業推進管理、リスク管理、財務管理などです。

事業を成立させ成果を出すための全ての業務となります。

事業開発は「経営企画」とも混同されがちです。

どちらも企業の成長を促すための戦略構築と推進を担います。

違いは、事業開発が単体の事業を扱うのに対し、経営企画は経営全体・会社全体が対象となることです。

▶執行役員になるには

事業開発に求められるスキル・経験

事業開発の仕事は多岐にわたります。

そのため、必要なスキルや経験も広範囲にわたっており、高いレベルの能力を求められます。

今回は4つを抜粋してご紹介します。

リサーチ力・分析力

事業企画にはゼロから事業を起こすために必要なリサーチ力や、的確に分析して成功する事業を推進する分析力が求められます。

これらをベースとした発想力も必要不可欠といえるでしょう。

戦略を客観的に構築・遂行する論理的思考力も必要なスキルのひとつです。

コミュニケーション能力

事業開発は、新しい事業を社内外のステークホルダーに説明して、実現性や魅力を納得させなければなりません

そのため、優れたコミュニケーション能力が求められます。

人の心を動かして共感をうむプレゼンテーション能力も必須と言えるでしょう。

プロジェクト管理スキル

事業開発が関わる仕事は、多くが大規模で複雑なプロジェクトです。

たくさんのヒトやモノ、カネといった資源をまとめて事業を成功させるには、優れたマネジメント能力がないと叶いません。

リスク管理能力や、トラブルにも柔軟に対応できる力なども重要です。

経営的視点

事業開発には、経営的な視点が必要です。

継続性が高く、自社に収益をもたらす事業であるか判断するためにも、会社の将来を見据えた経営的な視点が重要です。

さらに経理や財務的な知見もあると、武器となります。

▶取締役の給料はどのくらいか

事業開発担当者の平均年収

事業開発担当者の年収は、業界や企業によっても異なりますが、ポジションによっておおよその相場が決まっています。

20~30代:メンバークラス

職務経験が少ない20~30代の「メンバークラス」の事業開発担当者の平均年収は、業種や企業によって幅はあるものの、おおむね300~500万円程度です。

このクラスは、事業開発計画を実行に移し、フィードバックを行いながら改善につなげる現場進行が主な仕事となります。

事業開発には、新卒や第二新卒、他職で経験を積んだ20代後半でも配属される可能性はあります。

30代以降:責任者クラス

事業開発の責任者クラスになると、企業や業界によっては年収1,000万円以上の方も多くいます

今までの経験値やマネジメント能力を求められるので、転職の際には職務経験や成果を伝えましょう。

▶経営企画のキャリアパス

事業開発へのキャリアパスの例

では現在事業開発として働いている方は、どういったキャリアパスで事業開発担当となったのでしょうか。

実例で解説します。

マーケティング・企画部門からの異動・転職

事業開発は、事業を企画をする役割と推進する役割を担います。

そのため、事業開発に就く前に、企画やマーケティングを経験している方が多いです。

商品企画やチャネル開発、新規事業の立ち上げなどに携わった経験は、好評価につながるでしょう。

営業統括部などからの異動・転職

事業開発の現場では、営業としての経験も役に立ちます。

ビジネスコミュニケーションの能力や事業の推進力、営業的な情報収集力や分析力は、事業開発でも活かせるスキルです。

ITエンジニアからの異動・転職

ビジネスのグローバル化やDX化が進む中で、事業開発においてもデジタルビジネスプラットフォームが必要不可欠な機能となっています。

その際にテクノロジーの開発や設計ができるエンジニアは重宝されます。

マネジメント経験者の異動・転職

事業開発には、プロジェクトのマネジメントスキルが求められるので、役職経験者が有利となるポイントがあります。

プロジェクトで何かの成果を挙げた経験や、チームマネジメント、リスク管理などの経験が評価されます。

事業開発経験者のキャリアパスの例

事業開発を経験した後なら、以下のキャリアパスが考えられます。

COOなどの経営陣を目指す

事業開発は、社内の多くの部署と関わり事業推進をマネジメントします。

また、企業の成長や価値の向上など、健全な経営を見据えた視野で業務を行います。

事業開発でマネジメント力と経営者視点が養われるので、現場を統括する執行役員やCOOなどの経営陣を目指せるでしょう。

グループ企業の事業開発担当者が、子会社の社長になるなどのキャリアパスもあるようです。

経営コンサルに転職する

事業開発で経験を積むことで、経営戦略や事業計画の策定と推進、改善などに多く携わります。

企業の課題の発見や解決を支援するスキルが身につくので、コンサルティングファームなどにも転職可能です。

コンサルの経験を積むことで、独立・開業も十分に目指せるでしょう。

▶経営企画が”花形部署”と言われる理由

事業開発の転職を成功させる方法

最後に、事業開発への転職を成功させる方法を解説します。

事業開発の経験・実績をアピールする

事業開発に限らず、転職(中途採用)では職務経験を重視する傾向にあります。

前述したスキルや経験があるなら、実績や成果も含めて具体的にアピールするようにしましょう。

自分の持つスキルを活かして志望先に貢献できる仕事や、提供できるベネフィットなどを伝えるのも良いでしょう。

マネジメント経験をアピールする

プロジェクトをまとめて何かを成し遂げた経験や人を管理するマネジメント経験は、事業開発転職時の強力な武器となります。

積極的にアピールすべき経験のひとつです。

同業界の企業に転職する

とくに職種未経験から事業開発への転職を目指すなら、できるだけ現職と同じか近い業界を選ぶようにしましょう。

知識や経験のない業界だと、知見不足から能力を発揮できない可能性もあります。

職種未経験でも業界知識が豊富なら、転職できる可能性が少し高まります。

転職エージェントを活用する

転職エージェントは、事業開発の非公開求人も含め多くの案件を扱っています。

また、面接の日程調整や内定後の条件交渉を代行してもらえるので、転職活動を効率的に進められます。

転職エージェントは無料で利用できますので、まずは気軽に登録されてみはいかがでしょうか。

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