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2021.06.21
公認会計士の平均年収は約960万円/男女、規模別に解説
公認会計士は「高年収が望める仕事」と言われることがあります。
この記事では公認会計士の平均年収について、男女別や規模別での違い、過去10年間の推移などを紹介します。
公認会計士の平均年収は約960万円です。
令和元年分民間賃金実態統計調査でのサラリーマンの平均年収約436万円と比べると、2倍以上高いです。
以降では、公認会計士の平均年収を
で紹介していきます。
性別 | 平均年収 |
男性 | 1,030万7,900円 |
女性 | 743万8,000円 |
男女別の公認会計士の平均年収は上記通りです。
男性は約1,030万円、女性は約743万円です。
比較してみると、男性が女性より約290万円高いです。
前年である2019年は、男性が約760万円、女性が約590万円でより約270万円でした。
規模 | 平均年収 |
1,000人以上 | 1,168万7,100円 |
100~999人 | 679万6,000円 |
10~99人 | 562万1,900円 |
規模別の公認会計士の平均年収は上記の通りです。
1,000人以上の規模の約1,168万円が圧倒的に高く、10~99人の規模の約562万円の倍以上です。
前年である2019年も、1,000人以上約1,171万円、100~999人約674万円、10~99人約553万円と同様の傾向でした。
数千人の会計士を抱える大手監査法人の年収は中小の監査法人より一般的に高くなります。
大手監査法人のパートナー(役員、共同出資者)になると、年収はより高くなります。
年 | 平均年収 |
2020 | 958万4,200円 |
2019 | 683万5,000円 |
2018 | 1,042万4,900円 |
2017 | 864万4,400円 |
2016 | 718万8,000円 |
2015 | 716万3,000円 |
2014 | 817万1,200円 |
2013 | 713万2,600円 |
2012 | 629万8,800円 |
2011 | 840万9,400円 |
公認会計士の過去10年間(2011~2020年)の平均年収の推移をまとめています。
2018年の約1,042万円が最高で、2012年の約629万円が最低と、大きな差があります。
これは調査方法が「調査票の配布・回収」であるため、回答数や回答者の年収分布の違いより、年によりばらつきが生じることが原因と考えられます。
過去10年間の平均年収を単純に計算すると約798万円です。
この記事のデータは厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(2019年・2020年)を使用しています。
調査結果をもとに、
(「きまって支給する現金給与額」×12)+「年間賞与 その他特 別給与額」
を算出し、平均年収としています。
なお、調査項目では「公認会計士、税理士」という区別になっていますが、両資格とも大きな開きはないと言われているためこちらのデータを使用しています。
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