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2021.12.23
経理を辞めたい人のよくある理由、経理に向いていない人の特徴
経理の仕事が合わないと感じており、辞めたいと思っている方へ。
この記事ではよくある経理を辞めたい理由や辞めたいと思った時にすべきこと等を解説しています。
転職という道を選ぶ場合に、経理からの転職がうまくいくためのポイントもあわせて紹介します。
INDEX
経理とは一言で言えば、会社の運営に大切なお金を管理することです。
経理の仕事内容は企業活動での数字を表すことであり、日々の数字の変動を記録します。
集めた数字を元に改善案を考えたり、年の終わりには財務諸表も作ります。
1年に一度大きな業務があるというよりは、日々の記録という重要な業務を年中行うのが経理という仕事です。
経理は会社内では影の存在で脚光を浴びづらいですが、会社が健全に運営をしていくために必要な重要な役割です。
経理を辞めたい理由にはどういったものがあるのでしょうか。以下でどんな理由があるのかを一つずつ解説します。
どの仕事でも言えることではありますが、経理を辞めたい理由に多いのが人間関係でのトラブルやもつれといったものです。
絶対ではありませんが、上司よりも、同僚や先輩社員との関係性が重視される場合もあります。
経理職は結果が見えづらいこともあり、役職やポジションに関係なく経験が長い人に優先して責任のある仕事を任されるケースがあります。
そのために、本来であれば、上司と部下という関係の元仕事を進められたものの、見えない上下関係などが生まれ、無意味な悩みが増えてしまうことがあるようです。
外資系企業やベンチャー企業では、ワンマン社長や上司の影響が、部署を飛び越えて色々な場所へ及ぶことがあります。
本来は間に上司が入り、コミュニケーションの取れた相手からの指摘やアドバイスであったものが、違う人から言われることで余計にストレスを溜めてしまうこともあるようです。
経理は経験を積んでいくと、数字をまとめる仕事だけではなく、営業部門へ数字の共有をする等、話をする機会があります。
実際に数字を作ってくる部署(営業)のために、経理はお願いをすることしかできず、営業部からは口うるさい部署と思われてしまいストレスが溜まってしまう場合もあるようです。
それ以外にも、経理は「経費や年末調整などの書類を提出してください」と勧告しなければならないため、仲間であるはずの社員から煙たがられてしまうこともあります。
仕事内容から経理を辞めたい理由につながるケースもあるようです。どういった内容で辞めたくなるのか、以下で解説します。
経理は経験年数によって、日々の精算業務から、月、年とステップアップしていきますが、順当にチャレンジをさせてもらえない環境もあるようです。
自分が与えられた仕事が会社にとってどの位置にあるのかが読みづらいとも言います。
細かく業務が分かれてしまっているがゆえに見えづらく、他の人がどんな仕事をしているかわかりづらいことも原因でしょう。
そのため、仕事を任せてもらえる環境や、自分の仕事がわかりやすい環境を探すという声があるようです。
現職場にやりたいと思った仕事がないという問題もあります。
会社や事業の規模によって経理の仕事は変わるために、自分が想定していた経理仕事ができないために不満が溜まってしまうケースです。
日々の仕事量が多く、残業が多いために帰れないという声もあります。
経理の仕事を他の部署へ任せることもできないため、経理部だけが残ってしまう状況もあるようです。
また、営業部のように数字をみんなで追いかけて達成するのではなく、個人個人の仕事をこなすことが多いため、孤独を感じることもあるでしょう。
営業職のようなわかりやすい歩合制度がないため、給料アップが見込みづらいという点も悩むポイントと言えそうです。
自分の仕事に対して満足いく給料をもらえず、またその先の給料アップも見えないために転職を考えてしまいます。
経理は一日に何度も数字を扱うために、ミスをしてしまうこともあります。
大きなミスもありますし、一度だけでなく度重なるミスによって、責任の重圧に苦しんでしまい、辞めてしまいたくなることもあるようです。
自身で考える、経理を辞めたい理由が特にない場合は、経理に向いていない可能性もあります。
ここでは経理に向いていないと言われる場合の特徴を解説します。
経理は多くの数字に関わり、基本的に一日中数字を見ています。
経理がそもそも数字が苦手であり、見るのも辛いと思っているのであれば向いていないと言えるでしょう。
数字をざっくりと捉えすぎていて、1円単位の誤差に対して敏感に感じ取れない人も向いているとは言えません。
経理には、営業のように全国を飛び回るような仕事はありません。
一般的にデスクへ向かい長時間働く仕事が経理です。
そのため、デスクワーク・事務作業が苦手という方には向いていません。
一定時間同じ作業をすることが苦手という人も経理に向いているとは言えません。
経理はデスクワークが基本ですが、書類の提出や数字に関しての質問を他部署にすることも多くあります。
各部署とのコミュニケーションをとることで経理の仕事が楽になることもあるため、コミュニケーションが苦手で誰とも関わりたくないという場合は向いていないかもしれません。
経理業務は、細かな仕事を淡々と続ける仕事であり、裏方の仕事と言えます。
日々の業務では目立たない存在ですが、毎日真摯に取り組まなければ企業にとって大惨事となってしまう仕事です。
その仕事に対して真剣に取り組める人や、誰かのケアをするなどのホスピタリティ精神がある人の方が向いているでしょう。
経理を辞めたいと思った時に、まずは考えるべきことを紹介します。
小さなことでも、新しいことを覚えていくプロセスを楽しむようにすることで、仕事への気持ちが大きく変わります。
「品目を見ただけで勘定項目を振り分けられるようになる」など日々の上達を楽しめるようになると良いかもしれません。
経理部だけでなく、営業部を含めた他部署とのコミュニケーションをよくとることで、経理の仕事がしやすくなることがあります。
メールの文面だけでは冷たく感じてしまうため、電話を使ったり、コミュニケーションツールを用いたりして会話をする工夫もよいでしょう。
同じ部署でなくとも同期がいる場合には、会社のお昼休憩や仕事の後などに時間を作ってもらい、話すことで気持ちが楽になることもあるようです。
会社の事情を知っている人なので、全く何も知らない人に話すよりもわかってもらえます。
味方ができることで、精神的に安定しやすくなります。
経理を辞めたいと思った時には、将来的な目標を立ててみるとよいでしょう。
3年働いて転職をするなど、自分のライフプランを立てることで、必要なスキルや知識、経験がわかります。
辛いと思っていた仕事が未来のために必要な仕事に変わり、嫌ではなくなるかもしれません。
色々検討した結果、経理の仕事を続けられないと思った場合には、転職をするのも手です。
具体的に転職を考えていなくても、転職エージェントに相談してみるのもよいでしょう。
転職エージェントでは他の経理のキャリアプランなども聞けるため、参考になるかもしれません。
経理から転職をする際に気をつけるポイントについて解説をします。
経理を辞めるタイミングは考えた方がよく、特に決算前後の時期は外したほうが円満に辞めやすいです。
経理の仕事は日ごとのものから、月・年単位のものまであり、決算時期は特に忙しいです。
「退職したら今の職場とは関係ない」という意見もありますが、「飛ぶ鳥跡を濁さず」ともいうように不必要なもめごとは避けるべきです。
退職をする場合は引継ぎも必要になるため、相談の上退職時期は決定されるのが良いでしょう。
転職をする際に経理以外の職業を検討している場合や、経理の経験を生かして転職をする場合などでは、今までの仕事で得たことは何かを整理して伝えられるようにしておきましょう。
経理を辞めた理由に「やりたくない理由はあってもやりたいことは特に見つかっていない」という事もあるでしょう。
その場合、やりたいことが何かを考えてみて、そのやりたいことが転職先の企業から求められていることなのかも確認をしましょう。
自分一人で悩まずに、転職エージェントサービスなどに登録をして、プロの意見を聞いてみるのもためになります。
転職サイトへ登録をして多くの求人を見ることで、自分のやりたいことが広がったり、自分の転職条件が具体的になり、より自分の理想の転職先が見つかりやすくなります。
経理を辞めたいと思っても、すぐに辞めるのではなく、計画的にどうするのかを考えるのが良いでしょう。
経理で身につけたコミュニケーション能力や数字管理と言ったスキル・知識は、転職先の仕事でも役立つ可能性があります。
まずは、自分の現在の能力と、これからやりたいことを整理してみるとよいかもしれません。
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