転職ノウハウ2021.10.19
「弁護士を辞めたい」と思ったら【対処法や今後のキャリア】

弁護士には多くのやりがいがある分、責任も重大でストレスが多い仕事と言われます。

メンタル面の負担の大きさから、仕事を辞めたいと考える方もめずらしくありません。

この記事では、弁護士を辞めたいと悩んでいる人に向けて、弁護士が辞めたくなるときの理由や具体的な辞め方、辞めた後のキャリアなどを解説します。

INDEX

弁護士を辞めたくなるときの理由

弁護士を辞めたいと考える人が、これまでの努力を無駄にしてまで辞めたくなる理由とは何なのか、以下で解説します。

収入がふるわない

弁護士になっても思ったほど年収を稼げないといった理由から、辞めたいと考える方がいます。

一般的に、弁護士は高所得者のイメージをもつ人も多く、弁護士になれば経済的に余裕のある生活ができるものだと思われがちです。

しかし、弁護士でも高い収入を得るのは簡単なことではありません。

イメージしていた収入よりも実際の収入が低いために、弁護士を辞めたいと考える人もいます。

ストレスが多い仕事内容

弁護士は、一般的な職種よりもストレスが溜まりやすい仕事です。

取り扱う案件は、他人同士の揉め事や個人と企業間のトラブルなどが多い傾向にあります。

また、多額の賠償金などを決める、依頼者の人生を左右するなどの責任重大な案件にかかわるケースも少なくありません。

残業時間が長い

複数の案件が重なった場合に、残業時間が長くなることがあります。

すべての弁護士に当てはまるわけではありませんが、担当する案件の種類や弁護士の力量によって残業時間が増え、ワークライフバランスが保てない人もいます。

休日がない

人にもよりますが、休みを取れない弁護士も少なくありません。

事務所の案件以外に副業として個人案件を抱えている場合、個人案件は勤務外の時間や休日に仕事をしなければならないため、必然的に休日が減ってしまいます。

人間関係で問題を抱えている

人間関係の悩みや問題を抱えていることから、弁護士を辞めたいと考える人もいます。

弁護士は人との関わりが不可欠な仕事です。

クライアントから感情をぶつけられることも多く、人間関係での悩みや問題が尽きません。

クライアントだけでなく、所属する事務所内のスタッフや他の弁護士との人間関係に悩まされる場合もあります。

体を壊した

弁護士を辞めたい理由として、体調不良を挙げる人もいます。

複数の案件を抱えなければならず激務が続く、休みだけでなく睡眠時間も削って働き続けることで、無理がたたって体調を崩してしまう人も少なくないようです。

所属している弁護士事務所に問題がある

所属する事務所への不満から転職を考える人も多いです。

一例として、許容範囲を超えた案件を割り振られる、引き受けた案件が増えても報酬が上がらない、パワハラやセクハラが日常的に行われているなどです。

独立に失敗した

開業したものの独立に失敗してしまい、弁護士の道をあきらめる人も少なくありません。

案件がとれず収入が低いままで、必死に貯めた開業資金も底をついてしまったというケースもあります。

弁護士では稼げないと考え、別の仕事を探す人もいます。

弁護士を辞めるメリット

ここでは、弁護士を辞めた場合にどのようなメリットがあるのか、以下で解説します。

ストレスや重圧からの開放

弁護士を辞めた場合、人の人生を左右するような重責や人間関係のストレスから開放されます。

弁護士の仕事は責任が伴う案件が多く、懲戒のリスクも考えてクライアントとの関係にも配慮しなければなりません。

弁護士を辞めれば、これらすべてから自由になれます。

別の仕事を始められる

弁護士を辞めれば、法曹業界以外の職種に就けます。

異なる業界を経験することで、視野が開ける場合もあるでしょう。自分が本当にやりたかった職業に就いたり、新しい夢を発見したりすることもあるかもしれません。

弁護士を辞めるデメリット

弁護士を辞めた場合、いくつかデメリットがあります。以下では、それぞれのデメリットを解説します。

収入が下がる

弁護士から別の仕事に転職することで、収入が下がる可能性があります。

弁護士事務所に所属していれば、生活するのに十分な収入を確保できる場合が多いです。

しかし、転職先が決まらないうちに弁護士を辞めてしまえば、収入はゼロになります。

社会的信用が低下する

弁護士を辞めれば、社会的な信用を失う可能性があります。

弁護士は社会的な信用が高い職種で、働いているときは意識することはないかもしれません。

しかし、弁護士を辞めてから社会的な信用の低下を実感する機会が増えるでしょう。

弁護士として人助けができなくなる

弁護士を辞めれば、問題やトラブルに巻き込まれた人がいても弁護士として助けられなくなります。

弁護士を辞めるのは、法律の専門家でなくなることを意味します。

身近な人を助けられず、無力感を痛感させられることもあるかもしれません。

弁護士を辞めたあとの選択肢

弁護士を辞めてから何をすればいいのかわからない人もいるでしょう。以下では、辞めたあとの選択肢を解説します。

別の事務所やインハウスに転職する

弁護士を辞めずに、別の事務所やインハウスなどの職場を変えてみることもおすすめです。

なかには、廃業して再就職するケースもあります。

転職先がみつからない場合や、多忙で転職活動に時間を割けない場合は、弁護士専用の転職エージェントに相談しましょう。

弁護士以外の仕事をする

弁護士を辞めて他の仕事にチャレンジする選択肢もあります。

弁護士の経験を経て法律関連の知識やノウハウを活かせる仕事に就けば、これまでのキャリアが無駄になることはありません。

たとえば、税理士や弁理士、コンサルタント、不動産業などが挙げられます。詳しくはのちほど解説します。

周囲に相談する

同僚や先輩弁護士に相談してみるのもよいでしょう。悩みを聞いてもらうだけでもストレスの発散になります。

同じ悩みをもつ弁護士と話をすることで、気持ちも落ち着かせられるでしょう。

弁護士を辞めることは重大な決断であり、今後の人生を左右するかもしれません。

悩んだときは一人で抱え込まずに周囲の人に相談し、客観的な意見を聞いてみましょう。

休息をとる

多忙から弁護士を辞めたいと考えている人は、まず休息をとるようにしましょう。

休みもとれないほど忙しすぎると、肝心なところで正常な判断ができなくなる場合があります。

仕事が落ち着いてから休もうと思っても次から次へと案件が入ってくれば、いつまで経っても休みは取れません。

無理やりでも休息をとり、冷静な判断ができるようになってから転職するかどうかを決めましょう。

スムーズに弁護士を辞める方法

弁護士を辞めると決断した場合、どのような流れで進めれば円満に退職できるのか、以下で解説します。

早めに辞める意思を伝える

退職の時期と意思を決定した場合、早めに事務所へ伝えることが大切です。

弁護士が扱う案件は長期に渡るケースも多いため、新規案件を割り振られる前に辞める意思を伝えておきましょう。

退職を切り出すタイミングとして、退職日から2~3ヶ月前が理想です。

引き継ぎを行う

退職の意思を伝えたあとは、退職日まで自分の業務を後任に引き継ぐ必要があります。

引き継ぎに必要な資料を準備しておけば、円滑に進められます。

突然辞めれば事務所やクライアントに迷惑をかけるため、引き継ぎは必ず行いましょう。

所属弁護士会に退会手続きをする

所属する弁護士会がある場合は、退会手続きを忘れずに行いましょう。

弁護士を辞めた後も弁護士会に所属し続けられますが、年会費は発生します。

弁護士を辞めたあとにできる仕事

弁護士を辞めた場合、どのような仕事に就けばいいのかわからない人もいらっしゃるでしょう。

以下では、弁護士のおもな転職先を解説します。

企業の法務部やファイナンス部門

弁護士の資格を活かすなら、企業の法務部やファイナンス部門がおすすめです。

弁護士の転職先として、企業の法務部門を選ぶ人も多いでしょう。

企業の法務部門は、法律事務所よりも勤務時間が規則的になり、福利厚生が充実していることが多いです。

休日も確保しやすいことから、ライフワークバランスを保ちたいという人に向いています。

実業家

弁護士時代の人脈や経験を活かし、実業家になる方法もあります。

さまざまな案件を担当するなかで、経営やビジネスに興味をもち、自ら発案したアイデアで起業する人も少なくありません。

弁護士と経営者の両方を兼務する人もいます。

コンサルタント

コンサルタントのおもな仕事内容は、企業と個人、企業間で発生したトラブルの解決や、法律関連の書面作成などのサポートです。

弁護士の法律知識や資格を活かせる仕事です。

ただし、弁護士の資格が必要な業務を元弁護士が行えば違法になるため注意しましょう。

弁理士や税理士などの士業

弁理士や税理士などの法律に関連する士業への転職も可能です。

弁護士の有資格者は、試験を受けずに弁理士や税理士に登録できます。

ただし、弁護士と弁理士・税理士では、仕事内容や業務に必要な知識が異なるため、一からのスタートになるでしょう。

不動産業

弁護士から不動産業へ転職するケースは、比較的多い傾向にあります。

不動産業では、登記の申請や賃貸契約の締結など、法律に関連する業務が多いため、弁護士の知識や経験を活かすことができます。

ライター・著作業

弁護士からライター・著作業への転職も可能です。

弁護士が執筆・監修した場合、執筆内容の信ぴょう性が高まるため、重宝される傾向にあります。また、在宅でも活動できるため、体調を崩してしまった人も自分のペースで働けます。

迷ったときは転職も検討するのがおすすめ

弁護士を辞めようか悩んでいるなら、まずは転職を検討してみてはどうでしょうか。

弁護士の仕事は責任重大で守秘義務もあるため、なかなか不満を口にできません。

仕事の大変さを理解してもらえず、悩みを抱えている人もいるでしょう。しかし、辞めてしまえば社会的信用や収入源を失うだけでなく、これまでの努力や苦労を無駄にしてしまいます。

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