弁護士や経営人材専門の
非公開求人を
ご提案します
以下フォームからお問い合わせいただけます
2021.11.24
弁護士はいつ休みを取れるか│休みやすいタイミングや1日の勤務スケジュール
弁護士は多忙な仕事なため、なかなか休みを取れない人も多いです。
この記事では、うまく休みを取れない弁護士や、弁護士の休みが少ないことを不安に思われている方に向け、弁護士の勤務時間や休日、弁護士の1日の勤務スケジュールや休日を確保する方法などを紹介します。
INDEX
2018年版の弁護士白書によると、弁護士の勤務時間は、労働基準法で決められている「週40時間の労働時間」を上回りがちであるとわかりました。
週40時間以内の勤務時間に収まっている人の割合は、全体の約30%でした。
もっとも割合が高かった勤務時間は「1週間に41~50時間」の27.9%です。
勤務時間のばらつきはありますが、調査対象者の17%は、週61時間以上働いています。
弁護士は多忙な仕事であり、休みを取りにくい人も多いと考えられます。
※参考:近年の弁護士の実勢について(弁護士実勢調査と事件動向調査をもとに)│弁護士白書 2018年版
弁護士が休みを取りにくい理由は、特殊な仕事環境にあります。
弁護士はクライアントの悩みを解決する仕事であるため、仕事のスケジュールはクライアント次第です。
クライアントが土日、祝日にしか話しあいの時間を割けなければ、弁護士は休日を仕事にあてることになります。
また、多くの弁護士は複数の案件を同時に進行するため、仕事量が膨大です。
通常の勤務時間に仕事が終わるようにスケジュールを組みたくても、予定内に終わらないケースもあります。
弁護士は移動が多い仕事でもあります。
裁判所やクライアントのもとに移動するたびに仕事が中断され、忙しさに拍車がかかります。
弁護士のおもな働き方について、法律事務所のパートナーとアソシエイト、およびインハウスローヤーについて紹介します。
法律事務所のパートナーとは、弁護士事務所の共同経営者です。
近年は弁護士の数が飽和状態であり、パートナー弁護士に出世できる人は一握りにすぎません。
パートナー弁護士の仕事は、事務所の経営状況の管理から、スタッフの採用や育成までさまざまです。
パートナー弁護士になるためには、営業力やマネジメント力などの弁護士以外のスキルも問われます。
パートナー弁護士自身が扱う案件は、専門性が高い案件や、個人的に受注した案件です。
パートナー弁護士の部下にあたる存在が、アソシエイト弁護士です。
アソシエイト弁護士はパートナーが獲得してきた仕事を振りわけられ、仕事経験を積んでいきます。
アソシエイト弁護士の仕事内容は、バリエーション豊かです。
契約書の作成や各種調査のような事務的な仕事を任せられる人もいれば、一般市民からの法律相談に対応する人、パートナー弁護士の補佐として働く人もいます。
パートナー弁護士のサポートのもと、案件をメインで任せられるアソシエイト弁護士もいます。
インハウスローヤーとは、企業の法務・知財・コンプライアンス部門や、官公庁、教育機関などに勤める弁護士です。
インハウスローヤーの仕事の一例として、契約書の作成や交渉・株主総会の対応・商品やサービスの利用規約の作成や審査などが挙げられます。
なお、インハウスローヤーと似て非なるものに、顧問弁護士があります。
インハウスローヤーは顧問弁護士とは異なり、法廷に立つ機会は滅多にありません。
一般的に、企業関連の訴訟が起きた際は、インハウスローヤーは顧問弁護士とのやり取りに従事します。
弁護士の働き方は事務所や勤め先、クライアントの状況次第で変わります。
ただし、弁護士が休みを取りやすいタイミングは、ある程度決まっています。
休暇を計画する際の参考にしましょう。
法律事務所に勤める弁護士は、土日や祝日、年末年始やゴールデンウィーク、お盆などが比較的休みやすいです。
世間一般の休日には、裁判所も閉まっているためです。
ただし、仕事が残っている、クライアントの都合にあわせるなどで休日出勤をする弁護士も少なくありません。
インハウスローヤーの場合は、勤め先の規定どおりに休みを取ります。
そのため、インハウスローヤーの休日は、普通のサラリーマンの休日とほぼ同じになります。
裁判所の夏季休廷期間にあわせて休みを取る弁護士もいます。
裁判所の夏季休廷期間は、8月中旬を基準として前後約2~3週間です。
ただし、夏季休廷期間の前には裁判が集中する傾向があるため、休暇を取る場合でも、計画的に裁判の準備を進める必要があります。
多忙でレベルが高い業務を求められる法律事務所では、特に休みを取りにくくなります。
弁護士が休みを取りにくい傾向にある法律事務所の特徴を紹介します。
国際的な案件を扱う法律事務所は、渉外系法律事務所とも呼ばれます。
渉外系の案件で休みを取りにくい大きな理由は、契約書の作成が大変であるためです。
国が違えばビジネスの慣習が異なるため、渉外系の案件では詳細な内容まで契約書に落とし込まねばなりません。
クライアントに不利益のないように、渉外系法律事務所では契約書の作成から内容の修正まで、時間をかけて取り組みます。
五大法律事務所の弁護士が休みを取りにくい理由は、案件の多さと難易度にあります。
五大法律事務所とは、
の5つの事務所です。
五大法律事務所が取り扱う案件の大部分は、大手企業からの依頼です。
五大法律事務所に勤めると、レベルの高い案件を通じて弁護士としての成長は期待できます。
ただし、クライアントの要求に応えるためには、弁護士は激務になりがちと言われます。
職場や役職別に、弁護士の1日のスケジュールを紹介します。
自身と似た立場や、目標とする立場のスケジュールを確認しましょう。
法律事務所のパートナー弁護士の1日のスケジュールを紹介します。
法律事務所のアソシエイト弁護士の1日のスケジュールを紹介します。
一般企業で働くインハウスローヤーの1日のスケジュールを紹介します。
個人事業主として働く弁護士は業務委託契約書を締結しています。したがって、有給という概念がありません。
法律事務所や企業と雇用関係を結ぶ弁護士は、有給を取得できます。
多忙な弁護士は、意識して休みを取るように算段すると良いでしょう。
たとえば、平日にスケジュールを効率よく詰め込み、まとまった休みを確保するなどの働き方をされる方がいます。
また、割り切って多忙な時期と長期休暇のメリハリをつける人や、手持ち無沙汰になりがちな移動時間を仕事にあてる方もいます。
工夫して、休みを確保しましょう。
弁護士の仕事が忙しく休みが取れないときは、休みやすい職場に転職をするという手もあります。
ワークライフバランスを取りやすい職場を探すと、休みを取りやすくなります。
年収のみにこだわらず、働きやすい職場を探しましょう。
企業法務案件に比べると、一般民事案件を扱う事務所も、休みを取りやすい傾向がみられます。
なお、職務規定にしたがって働くインハウスローヤーは、弁護士事務所と比較すると休みを取りやすい傾向にあります。
アガルートキャリアは、弁護士や法務などのリーガル領域を中心とした管理部門専門の転職エージェントです。
多くの司法試験合格者を輩出している「アガルートアカデミー」のグループ会社が運営しています。
リーガル領域の人材の資格取得~キャリア形成までサポートを行っています。
転職活動において、弊社を活用いただくメリットをご紹介します。
弁護士や法務などのリーガル領域に強い転職エージェントだからこそ、大手弁護士事務所、多様な弁護士事務所、国内外大手企業(メーカー、IT、商社、金融)の企業内弁護士・インハウス、スタートアップなど豊富な求人や機会をご紹介可能です。
など経験やご希望年収、働き方など様々な要望に応じた求人をご紹介しています。
弁護士の募集は、専門性が高く、一般的な書類作成のノウハウが適用できないこともあります。
専門性の高い職種だからこそ抑えるべきポイントやコツがあります。
そうした書類の作成や選考対策を領域専門のアドバイザーがサポートしています。
プロジェクトや案件の状況、求人の内容次第で転職を考えたいという方もいるでしょう。
弁護士の中途採用(大手事務所/インハウスローヤー)などはポジションが少なく、魅力的な求人ほどすぐに埋まってしまうことがあります。
すぐにではなくとも、ご希望や条件を一度面談でお伝えいただければ、ご要望にあった求人や機会を都度ご紹介します(個別連絡やメルマガ)。
弊社との面談はすべて無料です。面談を行って頂いたからといって、すぐに求人に応募しなければいけないわけではありません。
ご要望やタイミングに合わせて転職活動の開始時期等もアドバイスさせて頂き支援しております。
納得でき、条件面でも恵まれた転職を実現するには、
の2つが必要不可欠です。
弊社の感覚値ですが、90%以上の方の準備が不足しています。
といった方々を多く見てきています。
常に転職サイトを見るようなことは非常に手間ですので、弊社のような特化型エージェントをうまく活用いただければと思います。
少数精鋭の専門アドバイザーが面談を行うため、面談数は限定で行っています。
面談ご希望の方は、お早めに以下のフォームよりご相談ください。
CONSULTANT
アガルートキャリア アガルートキャリアは、弁護士・経営人材専門の転職エージェントです。弁護士や法務などのリーガル領域、ファイナンス、マーケティング、事業開発、人事など専門性の高い経営人材のキャリア支援を行っています。
関連記事