2021.11.19
ブル弁とは”ブルジョア弁護士”の略で高額報酬を受け取る弁護士

「ブル弁」という言葉を聞いたことがありますか。

聞いたことがあっても、ブル弁の意味を具体的に知らない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ブル弁の意味や、ブル弁になるための方法を解説しています。

ブル弁以外にも弁護士にはさまざなま呼び方があるので、合わせて紹介します。

ブル弁とは

ブル弁は、「ブルジョア弁護士」の略語です。

ブルジョアは、近年では資本家階級(富裕層)を意味し、「ブル弁」は高額報酬を受け取れる弁護士をさすのです。

多くのブル弁は、大手企業の合併買収を手掛けたり、国際商取引などを請け負ったりしています。

それらの案件に携わり、ブル弁となるためには、大手事務所に所属することが近道とされています。

※以下、事務所の所属弁護士数や拠点数は、2021年11月時点のデータです。

ブル弁を目指せる大手法律事務所1:西村あさひ法律事務所

西村あさひ法律事務所には、600名を超える弁護士が所属しています。

税理士・弁理士・パラリーガル・職員を合わせると1,500名を超える規模が大きな法律事務所です。

国内は、東京・大阪・名古屋・福岡に拠点を構えており、海外では、ニューヨーク・北京・ドバイ・香港など12の国と地域に展開しています。

西村あさひ法律事務所は危機管理に定評があり、元検事を主力としてリーダーに採用しています。

日本最大級の弁護士数を有し、企業の合併買収の実績が豊富です。

ブル弁を目指せる大手法律事務所2:長島・大野・常松法律事務所

長島・大野・常松法律事務所は、500名を超える弁護士が所属し、国内を代表する大手の渉外法律事務所です。

国内は東京に拠点を構え、海外にはニューヨークやシンガポール、上海など7つの国と地域に展開しています。

幅広い海外拠点を活かし、大型案件を手掛けているのが特徴の1つです。

従前の常松簗瀬関根法律事務所のノウハウをもとに、銀行・金融関係の案件で、数多くの実績を残しています。

依頼者に適切なチームを編成し、質の高い法務サービスを提供することが事務所の理念とされています。

ブル弁を目指せる大手法律事務所3:森・濱田松本法律事務所

森・濱田松本法律事務所は、600名近くの弁護士が所属している大手法律事務所で、約20%の弁護士が外国法弁護士です。

国内拠点は、東京・大阪・名古屋などの5箇所、海外拠点は、北京・上海・バンコクなど6箇所に展開しています。

従前の森綜合法律事務所は、訴訟に強く「訴訟の森」との異名もあるようです。

現在でも、紛争・争訟が得意分野です。また、金融・M&A・キャピタルマーケット分野で、外部から高い評価を受けており、多くの受賞歴もあります。

ブル弁を目指せる大手法律事務所4:アンダーソン・毛利・友常法律事務所

アンダーソン・毛利・友常法律事務所も、有名な国際法律事務所です。

500人以上の弁護士が所属している中で、外国法律弁護士は7%です。

国内の拠点は東京・大阪・名古屋の3箇所、海外の拠点は北京・上海・香港・シンガポールなど、アジアに7箇所に展開しています。

アメリカやイギリスなどの企業が、日本でビジネスを展開する際の法的サポートに多くの実績を持ちます。

事務所の特徴としては、部門制を採用していないため、案件ごとに最適なチームが作られるのです。

若手弁護士は、さまざまな案件を通して多くの経験を積めます。

ブル弁を目指せる大手法律事務所5:TMI総合法律事務所

TMI総合法律事務所は、500名近い弁護士が所属している大手法律事務所です。

弁理士も100名以上所属しています。

国内拠点は、東京・大阪・名古屋などに6箇所、海外拠点は、北米・中南米・アジア太平洋地域・ヨーロッパ・アフリカ中近東に18箇所展開しています。

国外案件を積極的に取り組んでいて、外国大手法律事務所との業務提携も行なっています。

著作権・特許・商標などの知的財産領域を得意としていて、弁護士だけではなく弁理士も多数在籍しているのが特徴です。

▶四大法律事務所の弁護士の年収や働き方をインタビュー

ブル弁の平均年収

ブル弁と呼ばれる弁護士は、1年目から年収1,000万円を超えることが多いです。

法律事務所の1年目の一般的な年収は400~600万円程度であることから、ブル弁は倍以上の年収を得ていることになります。

入所してから5年程度でシニアアソシエイトとなり、年収は2,000万円を超えるといわれています。

その後、弁護士としての実績を残し、正当に評価されるとパートナーへと昇格するケースが多いです。

パートナーとなれば、年収数億円を稼ぐ弁護士もいるとされています。

▶弁護士の平均年収と年収が下がっている原因

ブル弁の他にもある弁護士の呼び方

弁護士の中には、ブル弁以外にもたくさんの呼び方があります。ここでは11種の呼び方を紹介します。

ボス弁

ボス弁はボス弁護士の略称です。

事務所の経営者や共同経営者であり、従業員を雇用する側の弁護士をさします。

所長・パートナー弁護士とも呼ばれ、大きな事務所の場合には、経営者以外の弁護士であっても、ポス弁と呼ばれることがあります。

ノキ弁

ノキ弁とは軒先弁護士の略語です。法律事務所の一部を間借りして営業します。

つまり、他人の「軒先を借りる」ため、ノキ弁(軒先弁護士)と呼ばれるのです。

法律事務所に雇われていないため、個人経営者になります。

イソ弁

イソ弁とは居候弁護士の略語です。

法律事務所に雇われて働く弁護士のことですが、新人弁護士をさす場合もあります。

司法試験に合格したばかりの新人弁護士は、法律事務所に入所して実務経験を積むのが一般的なのでイソ弁と呼ばれることが多いです。

マチ弁

マチ弁とは弁護士の略称です。

個人事務所や小規模事務所の総称であり、中小企業や地域住民の事件を中心に扱う弁護士のことをさします。

地域の中小企業の顧問弁護士になったり、家庭問題の相談を受けたりもします。

▶町弁(マチ弁)とは”小規模な事務所に所属する弁護士”

タク弁

タク弁とは自宅弁護士の略称です。自宅を事務所として活動する弁護士のことをさします。

イソ弁に雇われなかったり、ノキ弁として法律事務所の一角を借用できなかったりした弁護士を意味します。

ケー弁

ケー弁とは携帯弁護士の略称です。

近年は携帯の代わりにスマートフォンが普及しているため、スマ弁とも呼ばれることもあります。

事務所を持たずに携帯電話やスマートフォンだけで仕事をするため、なかなか顧客から信用を得にくい特徴があります。

ヤメ検

ヤメ検は、検察官を辞めて弁護士になった人のことです。

検察官や裁判官は、司法試験に合格しているため弁護士になれる資格を所持しています。

弁護士には定年がないため、退官後に再就職先として、弁護士を選ぶ検察官もいるのです。

ヤメ判

ヤメ判とは、裁判官の退官後に弁護士になった人のことです。

裁判官も検察官と同じように弁護士になれる資格を所持しているため、退官後に弁護士になるケースも少なくありません。

定年まで裁判官として勤めてその後に弁護士になるケースが多いため、ヤメ判は高齢である傾向です。

ソク独

ソク独とは、司法試験に合格し司法修習が終了後、即独立する弁護士の略称です。

弁護士登録後、他の事務所などに就職せず独立します。ノキ弁・タク弁・ケー弁・スマ弁は、ソク独の弁護士が多い傾向となっています。

アカ弁

アカ弁とは、共産党系の左翼派弁護士のことです。ア

カは赤色をさし、社会主義や共産主義の象徴である赤旗のアカを意味します。

社会問題に関する活動や社会的弱者への弁護を熱心に行うことが特徴です

ダメ弁

ダメ弁はダメな弁護士のことです。残念ながら、弁護士だから全員優秀というわけでもないようです。

▶【徹底解説】弁護士の種類|仕事内容や法律事務所との違い

ブル弁になるには

ブル弁になるためには、いくつかコツがあります。ここでは、転職を成功させてブル弁になるコツを紹介します。

転職の希望・理由をリストアップする

ブル弁を目指すのであれば、現状把握が重要です。

現在の不満要因と将来の希望をリストアップすることから始めましょう。

リストアップしたものは、優先順位をつけることが大切です。

この作業により、ブル弁になるための工程が明確になります。

次に、弁護士の転職情報の中から、優先順位の上位に当てはまる事務所を選びます。

転職に必要な情報を収集する

転職市場や求人情報を確認しましょう。

インターネット検索などで収集しにくい情報は、ハローワークや転職エージェントなどをうまく活用して集めます。

地道な弁護士求人情報の蓄積が、ブル弁への道を引き寄せるかもしれません。

先の優先順位の上位に適した情報を優先的に集めることが大切です。

転職エージェントを利用する

転職エージェントとは、転職を検討・希望する方と人材を求める事務所をマッチングさせるプロフェッショナルです。

弁護士専門の転職エージェントであれば、客観的なアドバイスや自分に適した法律事務所も紹介してもらえます。

転職エージェントを賢く活用することで自分の希望にあう事務所探しがしやすくなったり、ブル弁への近道を教えてもらえたりなどのメリットがあります。

▶弁護士が転職エージェントを活用すべき理由

弁護士専門の転職エージェント「アガルートキャリア」

「アガルートキャリア(運営:株式会社ファンオブライフ)」は、弁護士や法務スペシャリスト、経営人材を専門とする転職エージェントで、多くの弁護士、リーガル人材の転職・キャリア支援を行っています。

特定領域に強い転職エージェントだからこそ、

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など独自の求人を多数保有しています。

記事で述べたように、ご自身のネットワークでカバーできない情報を、広く集められるのが弊社のような専門エージェントにご相談いただくメリットです。

結果としてご自身のネットワークで次のステップを決めるにしても、広く選択肢を検討することは条件や待遇を比較する際に有益です。

今すぐでなく、中長期のキャリアもぜひご相談ください

弊社との面談はすべて無料です。面談を行って頂いたからといって、すぐに求人に応募しなければいけないわけではありません。

記事内でも書いたように、今後の展望を伺い、中長期でご支援が可能です。

繰り返しになりますが、条件の良い募集は、タイミングが限られていることも多く、常に情報を仕入れておくことが、弁護士の転職活動のポイントです。

とはいっても、お忙しい弁護士が常に転職サイトを見たり、エージェントとお会いしたりというのは手間ですので、弊社のようなエージェントが発信する情報をご活用頂ければと思います。

面談頂いた方限定で、弊社保有求人を紹介するメールを定期的にお送りしております

お気軽に以下のフォームよりご相談ください。

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アガルートキャリア アガルートキャリアは、弁護士・経営人材専門の転職エージェントです。弁護士や法務などのリーガル領域、ファイナンス、マーケティング、事業開発、人事など専門性の高い経営人材のキャリア支援を行っています。

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