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転職ノウハウ2022.02.03
大手企業の法務に転職するには
大手企業の法務に転職したいと思っても、「現実的には難しいのでは」とお考えの方も多いでしょう。
ほとんどの企業では昨今、法務人材は不足気味であるため、チャンスは十分あります。
この記事では、大手企業の法務へ転職したいと考えている方に向けて、法務への転職の現状や求められる人材について解説します。
転職を成功させるコツについても解説するため、ぜひ参考にしてください。
INDEX
まず最初に、個社により状況は異なりますが、一般的な傾向として、大手企業の法務の現状を解説します。
法務人材は不足している状況にあります。
法務には、さまざまなスキルや経験が必要です。中途採用では、実務経験を豊富に積んでいる人材が求められます。
「この業務に対応できる人材が欲しい」と思って求人募集を始めても、ぴったりの人材を見つけることは簡単ではありません。
大手企業の法務は業務が幅広く、より自社にぴったりな人材が見つかりにくく、人材不足に陥っている企業は多いです。
法務が組織的に確立されている企業は、新卒採用等も活用して、自社で法務を育成することも。
中途採用でも、若手(第二新卒)の場合は、未経験からでも応募できる法務の求人もよくあります。
法務人材は不足気味である一方、法務に対するニーズは増えています。
業務を多角的に展開する企業は、特にさまざまな法律に配慮しなければなりません。
また、インターネットにおける「炎上」を防ぐためには、コンプライアンスを徹底する必要があります。
そのうえでも法務担当者は重要な役割を果たします。
法務として、企業を守るだけでなく、攻めることができる人材が求められています。
▶法務のやりがいとは|仕事内容や法務に向いている人の特徴も解説
大手企業の法務の業務は多岐にわたります。
ここでは、大手企業の法務の具体的な業務内容を解説します。
法務は、社内から寄せられる法律関連のさまざまな相談に対応します。
パワハラやセクハラの法律上の扱いについて労務から相談を受けるケースもあります。
対応には、法律について幅広い知識が求められます。
わからないことがあれば、正確な情報を調べたうえでアドバイスや指示を出す必要があります。
法務は不祥事や炎上などを防ぐため、コンプライアンスに関わる重要な業務も担当します。
法務として個別に対策を練るだけでなく、社員一人ひとりが気をつけるべきことを周知するのも大切な業務のひとつです。
たとえば、社内向けのセミナーを開催したり、マニュアルを作成したりします。
法務は法律の知識を活かし、契約や取引に関する業務にも対応します。
たとえば、法律に基づいて契約書のフォーマットを作成し、問題なく契約を進められるようにします。
実際に取引先と契約を交わす際は、自社にとって不利な条項が設けられていないかチェックする場合もあるでしょう。
不備を見逃さないために、慎重に判断する能力が求められます。
法務として働く場合、株主総会の担当になる可能性もあります。
株主総会の準備を進めるだけでなく、関連する法律を調べてレポートにまとめます。
株主総会の議案を検討したり、発言をチェックしたりするのも重要な業務のひとつです。
大手企業の法務に転職すると、さまざまなメリットがあります。
ここでは、具体的なメリットについて解説します。
大手企業は福利厚生が充実しており、年収が高い傾向にあります。
経営も比較的安定しているため、安心して長く働きやすいと言えるでしょう。
社員のためにさまざまな制度が用意されている企業が多く、ワークライフバランスを保ちやすいという意見もあります。
大手企業の法務部門は規模が大きく、所属している人数も多いです。
同僚、上司や先輩のなかに、優秀な人材も多いでしょう。
業務で迷う部分があっても、周囲に相談して解決を目指しやすいです。
とくに「周りの人と協力して物事を解決していきたい」「チームプレーが得意」といった方は活躍しやすい環境です。
大手企業の場合、法務部門が対応している業務は多岐にわたります。
大手企業の法務として働くことで、自然とさまざまな経験を積めるでしょう。
途中で担当が代わり、新しい業務に挑戦できる場合もあります。
大手企業で経験を積んだ人材は、転職市場における価値も上がりやすい傾向にあります。
実際、法務部署を設置している企業やこれから設置予定の企業は、中規模(社員数十名から)~大規模の企業がほとんどです。
大手企業の法務として活躍した後に転職を希望する場合も、自分の希望にあう仕事に就きやすくなります。
では、大手企業の法務にはどのような人材が求められているのでしょうか。
求められている人物像について具体的に解説します。
大手企業の多くは、海外にも事業を展開しています。
そのため、語学が堪能である人は、法務の人材としても歓迎される傾向があります。
特に、英文の契約書を扱った経験や、相応の英語力等があれば、国際法務の即戦力としての活躍が期待されます。
語学力とともに海外の弁護士資格や法律に関する知識をお持ちの方は、さらに評価がアップするでしょう。
どのような企業でも、学歴のみで採用可否を判断することはありません。
ただし法務は学習意欲が高い人が向いているため、高学歴であれば適性があると期待されやすくなります。
特に未経験から法務として転職を目指す場合、法学部を卒業されている方や、ロースクールに通われていた方は評価されやすいでしょう。
法務は、日常的にさまざまな相手とやり取りします。社内だけでなく、社外関係者と関わる機会も多いです。
そのため、法務として活躍するには、コミュニケーション能力が必要です。
丁寧にヒアリングしたり、事実を正確に伝えたりするスキルが求められます。
高いコミュニケーション能力があれば、業務を効率的に進めることができます。
大手企業の法務に転職するには、どうすればよいのでしょうか。ここでは、具体的なコツについて解説します。
企業によって、法務として求めている人物像には違いがあります。
企業の求人をみて、どのような人材を求めているのか研究することが大切です。
求められるスキルや経験を把握し、それになるべく合うアウトプットをして、自分自身をアピールすると良いでしょう。
応募先にあわせてアピールの仕方を変えるのが転職成功のポイントです。
転職エージェントは、企業が求めている人材の特徴を詳しく把握しています。
転職エージェントに相談することで、選考に通過しやすい応募書類の作成や、各企業にあわせた面接対策が可能です。
法務への転職を目指す場合、法務関連に特化している転職エージェントを選ぶと、より有用なアドバイスを受けられるでしょう。
アガルートキャリアは、法曹資格スクール大手の「アガルートアカデミー」グループが運営する転職エージェントです。
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