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投稿日:2022.05.07 更新日:2022.05.18
経営企画とマーケティングの大きな3つの違い
経営企画とマーケティングはともに、企業の利益を支える重要な部署です。
両者の仕事内容は異なることがほとんどですが、違いがはっきりと分からない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、経営企画とマーケティングの違いを中心に、それぞれの仕事内容、向いている人の特徴、将来性を解説します。
INDEX
経営企画とは、企業の将来的なビジョンを明確にし、企業経営に関わる計画の立案や遂行に携わる仕事です。
経営企画と経営戦略は似た言葉で、よく同時に使われます。
経営企画とは、経営のビジョンや目標に沿って行われる市場調査や計画立案などの業務です。
経営戦略を練るために必要な業務全般が経営企画と呼ばれ、業務を遂行する部署を指すこともあります。
経営戦略は、目標達成のために策定される諸計画のことです。
自社のリソースと競合会社などの外部環境に基づいて、目標が決められます。
上記から、経営戦略の立案は、経営企画の仕事の一部といえるでしょう。
経営企画の仕事内容は、
などがあります。
企業ごとに担当する仕事内容には違いはあります。
マーケティングの仕事には、商品企画や営業企画なども行うことから経営企画と混同されることがあります。
しかし、両者の仕事内容は明確に異なっているのです。
ここでは、マーケティング戦略の定義と仕事内容について解説します。
マーケティング戦略では、「誰に」「どのような価値を」「どのように提供するのか」を決めます。
市場のニーズを理解して、顧客の求める価値を提供する役割があります。
に競合との差別化を図り、顧客に商品やサービスを購入してもらうことも大切です。
近年は消費者の好みや価値観が多様化しているため、マーケティング戦略の重要度は増しています。
マーケティング担当者の仕事内容は、
などがあります。
まずはターゲットとなる顧客を想定し、その顧客のニーズや悩みを分析します。
その後、顧客のニーズを満たしたり、悩みを解決したりする商品やサービスを企画するのです。
商品企画が完了したら、商品やサービスをターゲットに販売するための方法を考えます。
商品を販売するにあたり、ライバルとなる競合企業をリサーチし、商品の市場調査と分析を実施するのです。
販売戦略を考えた後は、テレビやインターネット、SNSなどの各媒体を通じて商品やサービスを宣伝します。
マーケティングが実施されて、世の中に求められる商品が作られ、その商品が欲しい人の手に届きます。
その結果、企業に利益がもたらされ、成長につながるのです。
ここからは、経営企画とマーケティングの違いについて大きく3つを上げて、解説します。
経営企画は企業経営の方向性に影響を与えるような戦略を立案するため、企業に与える影響がマーケティングよりも大きいといえるでしょう。
マーケティングは、商品やサービスを販売するための戦略を立案するため、個別プロダクトの売り上げに影響を与えるといえます。
経営企画に求められる役割は、企業が長期的に利益を残せるような戦略をたてることです。
マーケティングの役割は、自社製品やサービスの売り上げがアップするような戦略を練ることです。
経営企画の調査や分析の対象は、自社および競合企業の財務や経営状況、人的リソースなど経営に関わる情報全般です。
マーケティングが調査と分析の対象とする内容は、商品やサービスの売り上げにつながることです。
つまり、顧客ニーズや市場について調査分析を行います。
ここからは、経営企画・マーケティングそれぞれで必要なスキルについて解説します。
経営企画に携わるためには、財務諸表を分析したり、KPIなどのマーケティング関連の指標を読み解いたりするための幅広い専門知識が求められます。
企業内部から外部のライバル企業まで、幅広い情報を収集する能力も必要です。
収集した情報を論理的に分析して、経営陣や従業員に分かりやすくプレゼンテーションする力も求められるでしょう。
マーケティングに必要なスキルは、市場で売れる仕組みを考える企画力です。
企画力を発揮するためには、市場を調査して、得られたデータを分析し、そこからアイデアを生み出す能力が求められます。
社内の部門を統括して、連携しながら業務を進めるためのコミュニケーション力やマネジメント能力も重要です。
社内外の人にマーケティング戦略を説明する必要があるため、経営企画と同じく、プレゼンテーション能力も必要でしょう。
ここでは、経営企画やマーケティングに向いている人をそれぞれ解説します。
経営企画に向いている人の特徴としては、
などあがります。
経営企画には、スキル以外にも、倫理観や実行力といった過去の経験に基づいて醸成される高い人間性も必要です。
マーケティングに向いている人は、次のとおりです。
顧客の立場や悩みに寄り添う姿勢がある人も、マーケティングに向いているでしょう。
他人の悩みや希望を見抜く素養が求められます。
現在はAI技術の発展により、さまざまな業務がデジタル化されています。
経営企画やマーケティングの仕事がなくなると考え、将来性について不安を抱える人も多いのではないでしょうか。
ここでは、経営企画とマーケティングの将来性について解説します。
経営企画の仕事はAIで完結できる仕事ではなく、将来も健在でしょう。
たとえば経営会議の日程調整や各部門間の調整などは、人が必要になる場面が多いです。
これからの経営企画は、デジタル化できる業務はAIに任せ、高度なスキルが必要な業務は人が携わることが重要です。
経営企画の将来性について詳しく知りたい場合は、次の記事も参考にしてください。
マーケティングの業務の多くは、AIで自動化できるという意見が多いです。
たしかに、データ分析や広告運用については自動化が可能でしょう。
しかしデータに基づく仮説の立案や、ユーザー心理を考慮した企画は、AIが担うには難しいです。
また、人とコミュニケーションをはかり、部門間の連携をとって販促活動をすることもAIに任せにくい業務です。
マーケティングにおけるより難しい意思決定や判断になればなるほど、人の力が必要でしょう。
以上の理由から、将来的にマーケティングの仕事がなくなる可能性も低いでしょう。
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