転職ノウハウ2020.08.17
未経験から人事に転職する方法

人事は良いイメージを持つ人が多いのか、中途採用市場においても非常に人気の仕事の1つです。

企業側からするとハードルがすごく高い、採用が難しい職種でもあります。

この記事では

  • 人事の仕事をやってみたい
  • 人事の仕事に転職したい
  • 人事の仕事に興味がある

といった方に向け、「未経験で人事の仕事に転職する方法」を解説します。

未経験者が人事に転職する方法

未経験者が人事に転職するには、結論「採用担当ポジションを狙うこと」です。

採用担当であれば比較的要件が広いことがあり、採用されるチャンスがあるからです。

人事制度の設計や労務などに比べ、人事の採用業務は比較的キャッチアップがしやすく、面接で候補者の志望度を高めるスキルは営業経験などがあれば親和性が高いこともあります。

人事としての業務経験はなくても、

  • 人材紹介や求人広告を扱っていた企業の人材業界出身者
  • 人とのコミュニケーションが発生する営業経験者

でハイパフォーマンスを出している方であれば採用担当者としての転職は可能でしょう。

人材業界での業務経験や営業経験がない場合、一度人材業界や営業経験を積んだうえで転職を目指すのがおすすめです。

逆に言うと、未経験から人事に転職する場合、

  • 人事企画
  • 評価制度の設計
  • 育成担当

といったポジションで転職できる可能性は極めて低いです。

人事の中でも特に未経験者が携わることが難しい企画や評価制度、育成に関心のある方は、

  • 採用担当から始めて徐々に業務範囲を拡張していく
  • 企業規模の小さいうちに採用担当として入社し、様々な経験を積んでいく

といった方法を選ぶのがおすすめです。

人事の仕事内容はさまざま

未経験者が人事に転職するのが難しい理由を説明する前に、まず人事の仕事内容について説明します。

人事は企業における人的資源の管理・活用の機能を担うポジションです。

誰を採用し、どこに配置し、どのように育成し、どのように働いてもらうのが会社にとって最も良い結果をもたらすか、といった、社内の人材に関わる領域を担当します。

一般に、ヒト・モノ・カネ・情報の4つが企業の主な経営資源とされています。人事はこれらのうちヒトに関わる業務に携わります。

より具体的に人事の仕事を分類すると、

  1. 企画
  2. 採用
  3. 教育・研修
  4. 評価
  5. 労務

の5種類に分類できます。

人事企画

人事企画では、人材管理についての戦略立案や採用計画の策定、人材の配置や部門の構成など行います。

組織や人事制度など経営に直結する役割を担うため、経営層との距離も比較的近いと言えるでしょう。

採用(新卒・中途・その他)

採用計画に基づき、人材の採用を行います。

採用ターゲット・採用要件の策定、採用方法の立案・実行、面接の実施、採用イベントの運営など業務は多岐に渡ります。

会社によっては新卒採用や中途採用だけでなく、

  • 派遣社員
  • アルバイト
  • インターン

などの採用を担当することもあります。

教育・研修

社員の能力開発を行うため、社内教育や研修を実施します。

研修を行う対象も、

  • 内定者や新卒入社社員(ビギナー)
  • 新しく管理職になった社員(ミドル)
  • 経営層(エグゼクティブ)

など、様々です。

評価

社員の目標管理や評価制度の策定を行うほか、人事異動や昇給、昇格などの社員の処遇を決定します。

評価に関しては公平性や透明性が重要です。

さらに、策定した制度や管理をちゃんと運用することが求められます。

労務

賃金管理や社員の勤怠管理、社会保険の手続きや健康診断など、企業の労務管理を担います。

近年では働き方改革やテレワークの推進なども進んでおり、人事の非常に重要な業務の1つです。

一口に人事と言っても様々な仕事があります。

企業規模によっては人事担当1人が、これらすべてを担う場合と一部分を担う場合があり

  • 従業員数人の会社の人事
  • 数千~数万人の会社の人事

は職種の分類は同じでも、実際に行う業務は全くの別物ととらえるべきでしょう。

未経験で人事に転職するのが難しい理由

未経験者が人事に転職するのが難しい理由は、大きく

  1. 人事の枠数が少ないから
  2. 人気のポジションで社内外で奪い合いが起きるから
  3. 専門性が高いから

の3つです。順に説明します。

人事の枠数が少ないから

人事の仕事は比較的少人数で行われます。

社員数千名を超える大企業でも、人事のポジションは数名~数十名であることも多いです。

人事のポジション(枠数)が少ないことが転職の難易度を上げる要因の1つとなっています。

※逆に、人員やポジションの多い職種(例:営業や開発エンジニアなど)は未経験でも採用される可能性が高いと言えます。

人気のポジションで社内外で奪い合いが起きるから

何度も言うように人事は人気のポジションで、社内外で奪い合いが発生することも要因の1つです。

人事は企業の経営資源「ヒト・モト・カネ」の重要な要素の1つで、企業によっては出世コースであることも多いです。

現在は別部署で働いている従業員からの人事への異動希望は多いと予想されます。

社外の人だけでなく、社内の人とも人事のポジションを争わなければなりません。

専門性が高いから

人事の仕事は企画や評価設計、労務など非常に専門性が高く、それぞれに合った業務経験が求められます。

同じ人事でも企業規模や文化、業界、業態、成長フェーズなどによって大きく業務が異なります。

このことから中途採用における人事の採用要件は非常に細かく設定されており、例えば、

  • 社員数千人規模での労務経験
  • 社員数十名~数千名に成長する段階での人事制度の企画経験

といったように採用ターゲットを明確にしている企業が多いです。

この専門性の高さは人事経験者にとっても難しく、未経験者はなおさら難しくなります。

人事関連の資格をとっても転職できるとは限らない

まれに、

  • 社会保険労務士(社労士)
  • キャリアコンサルタント

の資格をとれば人事の仕事に転職できるのでは?と考える方もいらっしゃいます。

資格があったとしても転職できるかどうかは別問題で、できない可能性が高いです。

資格自体が無意味というわけではなく、「人事で転職する」目的で資格を取得するのはあまり意味がないということです。

日本の転職市場では資格取得だけが評価されて転職できることはまれです。

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